森の机事業
水源エリアの間伐材などの資源活用とともに、天然木の机にふれ、「水源の森」への愛着が育ま
れればという想いから「森の机事業」の構想が生まれました。
2013年度からの相模原市との協働提案事業(3年間)から始まった「森の机事業」は、その後環境
省の地球環境基金などの支援も受け、17年度からは相模原市教育委員会の事業になりました。
同委員会から受託し、これまでの合板から地元「さがみはら津久井産材」の天然木に順次交換を
行っています。
MORIMOは、地元の広葉樹の間伐材を活用して天板をつくり、子どもたちに届ける活動をしてい
ますが、取付け時には、森林インストラクターや地元の有識者、元小学校の教諭と一緒に、環境
学習の授業もすすめています。子どもたちには自然の大切さや地元の森から天板ができるまでの
お話や天板取付けデモなどを行っています。
もうすでに納品された小学校の子どもたちからは、「自然の中にいるみたい」「教室の雰囲気が明
るくなり、手触りも気持ちがいい」といった声が寄せられています。
一つ一つ丁寧に研磨され、仕上げられた津久井の森の天板は、小学校に運ばれた後、スタッフにより手作業で交換されます。
新しく運ばれた天板に、子供たちの顔もほころびます。
森の体験学習事業
子ども達の森林体験学習を通して地域の森を守る活動をしています。相模原市との協同事業で、森の机事業と一緒に、小学校4年生に間伐などの体験学習を実地しています。
NPO法人 緑のダム北相模の活動基地「相模湖嵐山の森」にて。